■ケネディの王墓



しかし、これだけ並ぶと壮観ではあります。
でもって、これだけ広大な墓地ですが、徐々に場所がなくなりつつあり、
周囲の土地を取り込んでの拡張が計画されてるそうな。
しかし郊外とはいえ、アメリカとしては都市部の中ですから、
拡張には限界があるでしょう。
あと50年後あたりには、どっかに第二アーリントン墓地が
造られる事になるのかもしれません。

で、ヴァージニア州側には国内線のロナルド・レーガン空港があるので、
すぐ上をひっきりなしに旅客機が飛んでるのも印象的でした。

これだけジェットの騒音を聞ける墓地も珍しいかもしれません。



一定間隔でキチンと並べられてるので、
一種の幾何学的な美しさすら感じますね。

ただしほとんどがキリスト教かユダヤ教式の墓地ですから、
遺骸を丸ごと埋めてあるわけで、そう考えるとちょっと不気味。
最後の審判の日にここに来たら、
審判待ちの行列がスゴイ事になってそうですな。



何箇所かで見かけた、静かに、そして死者に敬意を、の注意書き。

個人的には、中国人の団体さんがちょっと心配だったんですが、
私が見てる限りは、さすがの彼らも墓地では静かでした。



さて、ちょっとした広場のような場所に出ました。
どうやらここがケネディの墓所の入り口のようです。

ちなみに、ここでエレベーターがどこにあるか知ってる?
と聞かれ、そんなものがあるのか、と驚きつつ、
知らないアルヨ、と答えたのですが、
後で調べた限り、そんなものはアーリントンには無いようです。
あの人、何と勘違いしてたんだろう…



ここは最初に見たアーリントンハウスのある岡の中腹で、
ご覧のように眺めはかなりいいです。

正面に見えてるがワシントンメモリアル、
右の木の横に見えてるのが国会議事堂ですね。



さて、ここがそのケネディ大統領の墓所で、平日午後6時前でもこんなに人が居ました。


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