■展示一工夫
後はかつての航空会社の制服とか、
アメリカの民間航空の歴史をパネルで説明したものとかが並んでました。
写真を撮り忘れましたが、エアバスのフライトシミュレータとかもありにけり。
ちょっと面白かったのがこれ。
手前の操縦桿を動かすと、主翼のエルロン(補助翼)と
尾翼のエレベータ(昇降舵)がどう動くか、というのを、
実際と同じような構造の模型で見せてくれるもの。
とりあえず1920年代は物理的なワイア(笑)で制御する時代だった、
というのと、どうやって各部が動くのかがよく理解できます。
こちらは1950年代の旅客機。
各部は油圧動力で作動しているのだ、というのを見せてくれます。
これはちょっと感動。
でもって、撮影に失敗した(涙)、最後の1990年代はフライ バイ ワイア、
コンピュータによる電子制御で、電気的ワイア(電線)によって制御されてる、
という展示になっておりました。
といった感じで、ざっと民間旅客機の床上展示は見学終了。
これにて吹き抜けホール展示は完全制覇となりました。
さて、ここからは各展示室の見学に移りましょう。
この博物館は最初に見た第二次大戦の部屋、海軍の部屋のように、
テーマ別に部屋が区切られて、展示が行われています。
1階、2階で全部で16の部屋に分かれており(+IMAX劇場+売店)、
今回の見学では、これが3つ目の部屋、となります。
とりあえず、1階の東の端にある“航空の黄金時代”の展示から行きますよ。
ちなみに各部屋の入り口にはこういった黒い看板があり、
各国語の案内が入ってます。
よく見ると日本語もありにけり。
これは1976年ならではの配慮で、今なら中国語にされちゃうでしょうね(笑)。
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