■ソ連とアメリカ
こちらは、そんなN-1ロケットの失敗もあって、
結局、使用されないで終わったソ連の月面用宇宙服。
よくまあ、こんなの手に入りましたね。
でもって勝者アメリカのアポロ計画の時の月面用宇宙服。
1971年のアポロ15号、デービッド・スコット飛行士が実際に使ったものだそうで、
よって表面についてる汚れは月の砂、という事になります。
意外とカッコいいですね、このヘルメット。
こちらはそれ以前、宇宙飛行初期の米ソの宇宙服比べ。
左がアメリカで初めて
地球周回飛行に成功した宇宙飛行士、ジョン・グレンのもの、
(宇宙初飛行ではない。上がって降りてくるだけの弾道飛行はシェパードが最初)
右がソ連の、というか世界初の宇宙飛行士、ガガーリンのもの。
ただし、ガガーリンの方はホンモノかレプリカか、はっきりしません。
ちなみにグレンの乗ったフレンドシップ7はこれまた後で登場します。
アメリカのに比べると、ソ連の宇宙服はえらくアッサリしており、
これでなんとかなっちゃうんだなあ、という感じです。
はい、という感じで宇宙の間の床上展示はコレにて見学終了。
ようやく全体の半分以上を見学終了、という感じでしょうか。
とりあえず、今回の本編はここまで。
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