■細かいものいろいろ
敵のレーダー式誘導ミサイルにロックオンされた時に
それに対する目くらましとして打ち出されるチャフの実弾。
どうも第二次大戦のころとは違って、単なる金属片のカタマリではなく、
繊維状の破片が大量に積み込まれてるようです。
ついでに、意外に小さいですね。
こちらは確か第二次大戦期のパイロットなどの衣装。
これまたあまり人気のない展示でした。
アメリカ海軍機が1942年ごろから使っていた照準器、MK-V(5)。
戦闘機のパイロットはこれで狙いをつけて撃つわけです。
この段階ではまだ普通の照準器で、
敵の未来位置を計算して教えてくれるジャイロコンピュータとかはなし。
こちらは日本海軍がゼロ戦などに使っていた98式射爆照準器…
と書かれていましたが、さすがにこれは違うでしょう。
98式射爆照準器は反射ガラス2枚ですし、そもそも形がまるで違います。
これは爆撃機などの旋回銃用小型照準器じゃないかなあ。
陸軍の2式射撃照準器じゃないか、と思うんですが確証はなし。
もしかして、大戦末期のゼロ戦とかはもう資材がなくて、
これを積んでいて、それを米軍が回収した、といった可能性はありますが、
とりあえず98式射爆照準器でないのは確かです。
ちなみに、これらは二つとも生きてまして、
手前の黒い○部分から覗き込むと光るレティクルが見えます。
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