■自分だけが知らなかった



それどころか、気軽に入れそうな庶民向けレストランで、
皆が楽しそうに食事してるのを何度も見かける。

なんてこった!
オレが知らないところで、皆オモシロおかしく暮らしてたんだ!
絶対に怪しいと思ってたんだよ、ヴァージニア州め!
ちくしょう、見てやがれ、今日の夕飯は文明人として
恥じないものにしてやるぜ!



…と、軽くエキサイティングしたものの、
間もなくバスはひたすら静かな住宅街に入り、
そこを10分近く走ってから、ようやくお馴染みの駅に到着する。

……あれ、こりゃダメかな?



…ダメでした。

バスのルートはホテルとは逆側から駅に入って来るものだったので、
今まで行ってなかったそっちを覗いてみましたが、このありさま。
高級住宅街では腹はふくれないんだよ、ハニー。



ちなみに、前にチラッと書いたように、駅のこちら側には野球グラウンドがあります。
駅前に商業施設を設けず、野球グラウンドにしてしまう
アメリカの懐の深さに呪いアレ。



その結果がこれ。

前日と同じ雑貨店での収穫ザマス。
ただし、本日はチェリーコークとドクターペッパーのダブルドリンカー状態。
せめてこれでカロリーを取らねば、きっとオレは死ぬ。

ちなみに、ドクターペッパーとチェリーコーク、値段は一緒なんですが、
チェリーコークは20液量オンスで約590mmlなのに対し、
ドクターペッパーは24オンスで約710mmlと、少々お得になっています。
アメリカのペットボトルはどれでも20オンスだろう、
と思っていたので、これを発見した時はちょっと驚きました(笑)。
20オンスは大筋で日本の500mlペットボトルと同じ感覚ですが、
24オンスになると、さすがにちょっと大きめになりますね。

ちなみに、雑貨店で地元の若者らしい連中がタムロしており、
(この日は週末の金曜日)
あれ、見慣れないヤツだけど誰、見たいな事を言われる。

ヒスパニック系の連中みたいでしたが、
私全然英語ワカラナイヨ、四川省からワシントンのパンダ見来たアルヨ、
という顔をしてスットボけておりました。
まあ、害意はなさそうだったし。

さて、そんな感じで、ようやく旅行4日目が終わります。
これにて前半戦が終了です。

ええ、まだ半分なのですよ(笑)。
とはいえ、夕撃旅団最長最強といっていい内容ととなった
ウドヴァー・ハジーの記事が片付いたので、
後は…後は…アメリカ史博物館と
フィラデルフィア海上決戦が残ってるんだよなあ…。


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