■凋落は悲し
ソニー、店内はガラガラで、お客さん2人ほどでした…。
何度か書いてますが、アップルのジョブス閣下がやってた商品開発、
そしてマーケティングは、全てソニーの盛田さんが元ネタで、
ジョブスさんのやった事の7割は、
盛田さんの著書、MADE
IN
JAPANに既に出てます(笑)。
ある意味、ソニーはその弟子に極意を盗まれてしまったわけです。
この辺りは、どんな会社も誇大化するとサラリーマン会社化する現象、
安定した立場と安定した給料を望む人材ばかりが入社して来て、
徐々に腐ってゆく、という大企業の悲惨な末路の典型を見ている気がしますね。
ソニー、これも少なくとも10年くらい前まで、まぶしいほどのブランド力を
アメリカで持っていたんですが、今じゃ犬も振り向かぬ、
というくらいになってしまってる感じでした(涙)…。
結局、安定を望むサラリーマン会社では、
上部の人間らが自分たち以外の人材による、
臨機応変なOODAループの回転を認めず、
その結果、すべての活動スピードが低下して、組織は死んでゆくわけです。
電撃戦(仮称)を食らったフランスの参謀本部がいい例ですしょう笑)。
そう考えると保守性の権化のような印象のあるトヨタが
実はかなりがんばってるのが意外といえば意外ですね。
最近はむしろホンダの方がサラリーマン会社になってますし。
いずれにせよ、未だに1000年以上、原型を留めて続いた会社組織は
地球上に存在しないので、この辺りは人類の性なのでしょうか。
もっとも、その仲間であるマイクロソフトのお店もこの状態でしたが(笑)…。
まあ、アップルの一人勝ちでしょうかね。
ちなみに、帰国後にWindows
XPのサポート期限切れ問題がありました。
この時、最新のWindows に乗り換えれば、10年は新たなサポートがあります、
と真顔で言われたんですが、なんでこの人はマイクロソフトが10年後も存在すると
断言できるんだろうと思ったりしました(笑)。
この手の業界の皆さんは、どうも思った以上にノンキなんでしょうか
ちなみにここ、小型のメリーゴーランドもありにけり。
ワシントンD.C.のモールにも常設のメリーゴーランドがありましたから、
アメリカ人、これがかなり好きなんでしょうか。
ここでも子供が大喜びで乗ってましたし。
その先で見かけた自動販売機。
タッチパネル式の最新のもので、
アメリカでこんな自販機を見る日が来るとは…
やはり、アメリカの日本化というか、
アジア化が進んでるような気がしますね。
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