■かつてのアーリントン
南北戦争当時の奴隷部屋が再現されてました。
えらくキレイですし、これって個室ジャン、という驚きが。
まあ実際はもっとゴチャゴチャしてたと思うんですが。
リー将軍の場合、南軍に走ったのは
自分の生まれ故郷のヴァージニア州が
南軍に付いたから、という部分がありました。
このため、そもそもは奴隷制には否定的だったとされますから、
このお屋敷での待遇はよかったのかもしれません。
これは食堂でしょうかね。
ちなみに、この建物は外から見ると平屋に見えますが、
1階が半地下室の2階建てだったりします。
ここの解説によると、当時の奴隷は主人に服従はしていたものの、
近隣の奴隷と自由に交際したり、遊びに行く事もでき、
それなりに人生を楽しんでいた、と書かれてましたが、
それは本人たちに聞いて見ないかぎり、断言しない方がいいんじゃないかなあ。
ちなみに、3つの部屋(1階+2階)があるんですが、一番奥はオミヤゲ売店でした。
…こんなとこまであるとは、さすがアメリカ(笑)。
ちなみに、アーリントンハウスの見学者はあれだけ居たのに、
こちらに来たのは私と、もう一組の夫婦だけでした。
さて、その屋敷と奴隷小屋からさらに奥、
丘の一番奥の位置にあるのが花壇と農園です。
なんだかいろいろな花やら野菜が今でも植えてあり、
その中にもう一つの建物が建っております。
あれも前回時間切れだったので、ちょっと見て行きましょうか。
ここはリー将軍博物館でした。
ただし、現地の解説でも博物館としか書かれておらず、
元々はなんだったのか、よくわからず。
物置小屋にしては贅沢なので、なんらかの別棟だと思いますが…。
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