■興味深いのだけど



…ハクション大魔王のツボ?
あの辺りの文明は、やはりいい味出してますねえ…。

これも西暦900〜1200年ごろ、エルサルバドルで造られた火の神の像、
という以外、一切の解説が無く、正直お手上げです…。



これまたいい味出してる戦士の像。
顔はどうも神格化されたジャガーらしいです。

生首持ってたり、股間と胸の両方に膨らみがあったりと、
かなり興味深いのですが、
これまた起源700〜1000年ごろカリブ海中部地域で作られたもの、
といったくらいしか解説が無く、
ホントにもう少しなんとかならないのか、この博物館…。



これも面白いデザインですが、パナマで発掘された、という以外まともな解説が無い。
はあ、そうですか。
もうこれ以上調べるのも面倒なので、まあ、そういった事で…

適当な解説を恨むなら、この博物館を恨んでくださいませ…



その先からはなんだか写真パネルの展示が続きます。
どうも近代の事に関する展示らしいんですが、
解説を見ても、正直なんだかよくわかりませんでした…。

ホントに、なんなんだこの博物館…。



で、そこにズラッとライフルから自動小銃、さらには拳銃までのコレクションが。
これまた、なんだこれ(笑)。上の展示タイトルには
“トグロを巻いた龍たち 抵抗と略奪の道具としての銃”
とあります。

これのどこがインディアンなんだと思ったら、
アメリカ大陸においては、侵入者(encounterとしてましたが)と
原住民であるインディアンの戦いにおいて
常に銃が登場し、また工業製品としての銃の市場として
アメリカ大陸は巨大な市場になったから、との事。

…言ってる意味が把握しかねますね(笑)。
なんでそれがインディアン文化の博物館に?
まあ、何を言ってもこじつけでしょう。
これは純粋に展示担当者の趣味だとしか思えませぬ。

アメリカの場合、銃の存在が政治に深く関係してますから、
博物館の設立にあたって、そういった政治的な銃器文化の擁護派から、
なんらかの圧力があったのかもしれませんが、
まあ、もう何でもありなんでしょう、とりあえず。


NEXT