■独立地帯
その先で緑地帯というか公園のような場所に出る。
どうやら歴史的建造物や史跡が集中する地域に入ったようです。
おお、なんとなく歴史のありそうな建物が。
さっそく行ってみましょうか。
でここに軍事博物館なる看板が。
なんと、こんなところに!と思うも右に見えてるように閉館済み。
いや、まだ午後4時過ぎなんですが…。
アメリカのこういった公共展示は4時で閉まっちゃうところ、多いなあ…。
よって残念ながら中を見学する事はかなわず。
ついでに左下に見えてるフタは
おそらく地下室への石炭投入口でしょう。
ロンドンでは何度か見ましたが、アメリカでもまだ残ってるんですね。
USSオリンピアを見学する前後から雲っていたのですが、
市内に入ってからまた快晴となり、なんとも気分がいいですね。
とりあえず、一番奥に見えてるのが、ここの主役らしいので、
そちらに向いましょう。
これはCarpenter
hall、カーペンター ホール、直訳すると大工会館。
フィラデルフィアの建設会社、というか大工さんが集まって造った組合が
建設し、所有していた建物みたいです。
でもって、これがアメリカの歴史では重要な建物の一つとなります。
1774年10月、当時対立が深まっていた本国イギリスへの対応を決めるため、
植民地各州代表が集まった大陸会議が、
最初に開かれた場所なのです。
アメリカ独立前の最初の議会が開かれた建物、という事ですね。
当然これも例の国家歴史構造物、NHLの指定を受けております。
ついでに、どうもベンジャミン・フランクリンの家がこの近所にあったらしいのですが、
そちらは今回は見つける事ができず。
ついでに彼の墓もこの街にあるはずなんですが、これも発見に失敗。
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