■後ろにもあるブリッジ
そこから屋上部を歩きます。
左手に見えてる小屋の屋根みたいなのが例の艦内用明り取り窓。
この辺り、軍艦としては意外なほどすっきりとしており、
むしろ閑散とした印象すらあります。
これはサーチライトに見えますが、もしかすると信号灯でしょうか。
これは艦の左右と、前部&後部のマストの上に計4基置かれています。
これ、かなり古い時代の写真からすでに確認できますから、
やはり艦内の電燈も最初から搭載されていた可能性、ありますね。
発電機は建造時から搭載されてるので、やる気ならできたはずですし。
こちらは後部艦橋。
こうして見ると橋だなあ、というのがわかるかと。
ただしこちらは一種の見張り台みたなもので、
操舵関係の装置とかはありませぬ。
よく見ると1898 5月というプレートが張られており、
左側にはマニラ湾、というプレートもありました。
マニラ湾海戦の勝利を記念したもののようで、
もしかすると、先に博物館で見た女神さんの記念プレートと
同じときに付けられたものかも知れません。
その下にはなぜか大量の操舵輪のストックが。
何に使うんでしょうね、これ。
その左と右奥に見えてる白い部分は、明り取り窓に掛けられたカバーで、
この状態であれだけの明るさだったという事は
本来はさらに明るいんでしょうか、艦内。
こちらは後部の6ポンド砲。
これの台座はかなりいい加減な気が…。
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