■戦艦の生活
で、その食事を摂ったここが一般水兵用の食堂だそうな。
そういや空母のUSSホーネットでも艦尾にこういった広い空間がありました。
が、さすがに最初に見た士官用食堂よりは広いですが、
それでも写真に見えてるのは4人がけのテーブルがざっと24台。
この反対側にも同じくらいあるのですが、
それでもせいぜい200〜250人しか入れません。
改装後の状態で士官を別にしても、
1500人の3交代として1回500人分の座席が必要だったはずで、
どう考えても足りません。
残りの人達はどうしてたのやら。
さて、2日ぶりの文明国らしい食事が終わったので、
続きを見学しましょうか。
この食堂から上の甲板に出る階段もあったのですが、
まだ奥がありそうなので、そっちに向います。
ついでに、ここは第三砲塔より後ろなので、完全に装甲エリア外です。
ただし前回書いたように、装甲区画はこの下からなので、
この階層の甲板をウロウロしてる限りでは全く気が付きませんが。
ついでに、食堂の右舷の一番奥(見学コースからすると左奥)に
実は艦内教会と図書館の見学ルートがあった事に、
帰国後に写真を見ていて初めて気が付きました…
当然、見学しておりませぬ。
トホホ…
やはりこの段階で、朝の(笑)ワシントン散策と、
ベンジャミン・フランクリン橋突破作戦の
しわ寄せから、多少疲れが出てきてますね…。
この艦内もグルグル回ったりする結果、なんだかんだで1q近く歩くし。
その奥の部屋には消火用のホースのリールがありました。
が、肝心の消火用ポンプを今回は全く見ませんでした。
どっかにあるはずなんですが…。
その先でさらに下に降りる階段が。
今回の見学で初めて第3甲板にまで下りることができそうです。
ただし、先に書いたように艦体心臓部の装甲外ですから、
それほど重要な施設は期待できないでしょうが、
さて、何があるのやら…。
…床屋さんでした。
奥のほうでバーバー ジャック(仮名)と新兵のビル(仮名)が
今後の海軍における髪形について打ち合わせ中。
ちなみに、ご覧のようにイスだけで5つあり、
ヘタな街の美容院より大規模でした。
たかだか2000人前後相手に大げさな気がするので、
他の艦からもお客さんが来たのでしょうか。
巡洋艦以上には床屋、あるはずなので、
お客さんが来るとしたら、補給艦や駆逐艦でしょうかね。
で、ここは装甲区画外なので、奥に艦の骨格部がむき出しになってます。
(ただしこの下の階層まではまだ側面の343mm装甲が続いてるはず)
通常はあの外に16mmの装甲板があるはずなんですが、
艦尾部の図面が見つからないので、詳細は不明としておきます。
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