■5インチの力



その横にあった端艇、カッター。
救命用というよりは、上陸時などの連絡用ボートじゃないかと思います。

上から下げられてる札は★★BB62★★で、ミズーリの番号なんですが、
何の意味があるんでしょうね、これ…。



さて、見学コースの案内にしたがって先に進みましょうか。



また5インチ砲…と思ったんですが、おや、こちらはハッチが開いてますぜ。

入れるのか、と思ったんですが、入口に砲弾が置かれており、
覗くだけよ、入るなよ、という感じのようでした。

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とりあえず入口から中を覗く。
あ、コンセントがあるんだ(笑)。
…意外に生活感がありますね…。

一番奥に5インチ(127mm)砲弾が見えてますが、これも主砲と同じく薬莢がありません。
これも別包の装薬を使うのですが、
袋ではなく筒状のケースに入った装薬筒を使っていたようです。
こちらは1個55ポンド(約25kg)ほどだとされます。

右に見えてるのが砲の尾部なんですが、発射時にはさらに後退するはずで、
この左側のロッカー、かなりギリギリの配置のような…。



入口から前方を見る。
左にあるのが5インチ砲本体です。

で、ありゃ、砲塔横から外部にに飛び出してるの、測距儀ではなく、
単眼で外をみるだけの横置き潜望鏡じゃないの。
写真を見るまで気が付かなかったぜ…
よって、この点は測距儀ではない、に修正します。

ついでに、この5インチ砲も、主砲と同じく艦内の弾薬庫から
昇降機を使って砲弾と装薬筒を送り込んでいたはずなんですが、
どうもそれらしき装置部が見えません。
イギリス巡洋艦だと、このあたりにあったのですが。
もっと奥の方なのかなあ。


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