■そしてカムデン
上から見たデラウェア川。あまりキレイとは言えませぬ。
上海の黄浦江を思い出し、どうも大陸の川ってのはこんな感じになるんでしょうかね。
橋の中央を越えた辺りから、対岸のカムデン市が見えてきました。
…全米ワースト3の犯罪都市と聞いて、街中はコンクリートむき出しの廃墟であり、
住民は全員モヒカン刈りで鋲付きの皮ジャンを羽織って、
改造バイクに乗ってる、というイメージだったんですが、意外に緑豊かな街のような。
そこからフィラデルフィア側を振り返るとこんな感じ。
世界中の120%の人がわからないと思いますが(笑)、
江戸川にかかる市川大橋を渡ってる時に感じる、
東京側と千葉側の落差に似ております…。
しかし1924年にこんな巨大な橋を造っちゃうんですから、
アメリカ、たいしたものですね。
で、カムデン側に入ると、球場が見える。
ただの市民球場にしては立派だなと思ったら、
独立リーグの球団が本拠地にしてる球場らしいです。
独立リーグというと、マイナーリーグ以下の零細プロスポーツと思ってたのですが、
意外に立派な施設を持ってるんでしょうか。
ちなみに歩道の下に、例の地下鉄の線路が見えてるの、わかりますかね。
で、これがカムデン側の街。
あきらかに一帯を取り壊して再開発に入ってますから、
おそらくこのあたり、元スラム街なんじゃないでしょうか。
が、それ以外はごく普通の街並みのようにも見え、
意外に普通な感じの印象です。
少なくとも、あの中にモヒカン狩りの主婦とかは住んでないように見えます。
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