■それは巨大な橋で
が、橋を渡ろうと歩行者用の階段を登ったら、
なんと警官がそこに仁王立ちで待ち構えてる。
え?と一瞬ビックリしてると、カムデン側に渡るのか?と聞かれる。
さすがは毎年全米ワースト3入りの凶悪都市カムデン、
そこに至る橋のたもとに警官が!
この橋を渡るなら己の命がどうなっても自己責任です、
という書類にサインしな、と言われたりするのかしらん、
などと思いながら、そうアルヨ、と精一杯、愛想よく答えたところ、
この歩道は一方通行だ、下のトンネルで
向こうの北側の歩道に出て、そちらから渡って、と言われる。
あれま、と少々ガッカリしながらそちらに向う。
が、フィラデルフィア市内では見られなかった壁への落書きとかが
周辺には溢れており、ちょっとドキドキするも、
まあ日曜の朝9時過ぎなんて一週間でもっとも安全な時間帯だ、
大丈夫であろうと考える。
地下道から、という事もあるのですが、
後でみるようにこの橋の歩道は車道より高い位置にあるため、
結構な長さの階段を登る事になります。
ようやく歩道に入りました…。
あの奥に見えてる鉄塔の辺りがデラウェア川ですから、
かなり市内に戻って折り返してるのがわかるかと。
全く無駄な移動をさせられる橋だぜ…。
しかし、ご覧のような快晴、かなりの高さがあるこの橋の歩道の散策は
ともて気持ちのいいものとなりました。
市内でもやや外れの地域にあたるのですが、
やや寂しいものの、治安の悪さを感じさせるような地域ではなく、
フィラデルフィア、もはや完全に歴史ある観光都市になってるようですね。
そこから市内中心部を振り返る。
大きなビルが二つ以上あったら都会、というアメリカにおいて、
これだけの高層ビルが建ち並んでるんですから、
さすがは全米第4の都市、といった感じでしょうか。
**追記
ここで黄色い看板の左に見えてる時計のついた塔が
ホントのフィラデルフィア市役所でした。
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