■川へ向う列車
駅構内も全体的に寂しい印象。
まあ、アムトラックの連絡駅とはいえ、中心部からは外れてますからね。
で、ホームに下りると、向こう側に一段低い別のホームが見えてる。
なんだあれ、と思っていると…
なんと、路面電車らしき車両がホームに入って来ました。
ええー、そうなの?路面電車の意味無いじゃん、と思ったのですが、
途中から地上に出て街中を走ってるようです。
なるほど、どっちのと聞かれたのはこのためか。
ちなみにフィラデルフィアと、隣街のカムデンは、ここはホントにアメリカか、
というくらい都市内交通が発展しており、こういった路面電車、
地下鉄、近郊用鉄道、さらには長距離鉄道のアムトラックまで乗り入れてます。
鉄道マニアにとっては、カエルを砂漠に放り込んだくらい
過酷な環境といえるアメリカですが(笑)、
フィラデルフィア周辺なら、彼らも生きてゆけるんじゃないでしょうか。
実際、もし時間とお金に余裕があったら、
この一帯の交通機関を制覇するためだけに、
もう一度この街を訪れてみたいと思わせるくらい、いろいろな乗り物がある地域でした。
と、地下鉄が入って来ました。
横に書かれてるSEPTAというのがフィラデルフィアの公共交通を
運営する組織の名称です。
列車は意外にキレイで、パリなんかよりは、
よほど治安は良さそうだ、と一安心。
車内もきれいでした。
フィラデルフィアの地下鉄は対面式の座席ですね。
ちなみにの写真、本人は立ったまま路線図を見るフリをして、
手持ちのバックの横にあるポケットに入れたカメラで、
こっそりタイマー撮影してるんですが、
このお兄さん、撮影した3枚全てカメラ目線で写ってました…。
何者であろうか…。
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