■悲しいオチ



で、その隣の門で、同じ事を聞いたら、それはこの先の門で確認できるよ、と言われる。

「お役所仕事」「たらい回し」といった言葉が脳内をグルグル回りはじめますが、
とりあえず鉄砲抱えてる軍人さんに逆らう勇気はナッシングな
小市民としては、言われた通りにするしかない。

が、その“この先の門”がいつまで歩いても見当たらない。
ちなみにここは東西で約500m、南北で約300mあります。
でもって、その西端から歩いてるんですが、
このままだと一番東の端まで行ってしまいそうです。

そうなると、あとは一番南、アナコスティア川岸の入り口しかないはずで、
駅から軽く1q以上、歩くことになるんですが…。



はい、予想通りのオチ(笑)。どこまでも入り口が見えません。
どうやら、その駅から最も遠い入り口まで行くハメに。
ついでに道路工事をやっていて歩きにくいこと。

この辺りのレンガ壁は明らかに新しくなってますから、
こっちの東側の方が施設としては新しいようです。



画面中央に見えてる門が、その東端の入り口。
ようやくたどり着いて、入り口の衛兵さんに聞いて見ると、
ちょっと待ってと言って、一度、奥の詰め所に戻って確認してくれる。

が、あっさり「今日は開いてないよ」との事で、はい、
ワシントンD.C.海軍工廠見学の失敗がここに決定となりました(涙)。



ただし、ここは6月から8月頃まで、アナコスティア川の遊歩道を開放してるそうで、
この川沿いのゲートが開いていれば、海軍博物館はムリでも、
屋外の展示は見ることが出来そうです。
が、9月の現在ではここも閉鎖中。ああ、無念。



悔しいので、その直ぐ横にあった、新しく架けられたばかりの
アナコスティア川を渡る橋から、海軍工廠を眺めて見る事に。


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