■次は生命の始まりだ
今回のドリンクバーには、ドクターペッパーは無かったものの、
チェリーコークがあったので、これをガブ飲みして、多少は元を取る。
でもって、相変わらずルートビアはないのです。
チキショーメ。
食堂内部はこんな感じで奥に見えてるカウンターで料理というか商品を受け取り、
出口のレジで清算してここで食べる、というシステムでした。
誰かが、「こんな高い昼飯でやってられるか、ムッシュムラムラー!」とか叫んで
暴れだしたりしないかしら、と思ったのですが、皆さん静かに食事しておりました。
さて、ここで注目。
あらかじめ断っておきますが、純粋に事実であり、他意はありませぬから念のため。
よく見ると、ここに居るお客さんの中に黒人の人、居ませんね。
左手奥に見えてる人は店員さんです。
実はじわじわと感じていた違和感に、ここではっきり気が付きます。
なぜスミソニアンの施設には
黒人のお客さんがほとんど居ないのだろう。
アレクサンドリアでは街を歩けば、4人に1人は黒人系の人といった印象で、
後にワシントンD.C.の街中を歩いても同じような感じを受けました。
なのに、このモールエリアの博物館、美術館に入ったとたん、
まるで別の国に来たかのように彼らは消えてしまうのです。
どこも入場無料ですから、所得層の問題ではありません。
そもそも、議事堂周辺ですら全くといっていいほど見かけませんでした。
ウソだと思うなら、これまでの記事を再確認してみてください(笑)。
モール周辺では、ほとんど黒人の皆さんの姿がないのが確認できるでしょう。
割合で言ったら、おそらく20〜30人に一人で、街中に比べて激減と言う他ありません。
生活圏、黒人の人たちの生活エリアが違うのか、とも思いましたが、
そもそもここは人が生活するような地域ではなく、
来る気がない人間は来ない、というべきエリアです。
ここら辺りの疑問は4日後に訪れる、
ブックフェアで確信に変わるのですが、その話はまたその時に。
さて、一階にもどって再び中央の円形広場に。
ここを通って、次の展示に向いましょう。
ちなみに帰国後、地下にはアメリカの野鳥に関する展示コーナーがあった、
と知るのですが、全く気が付きませんでした…。
上には古代の海、そして氷河期とかかれてますが、
よく見ると下の入り口には恐竜の化石、の文字が。
そういえばロンドンと並んで、
ここも世界最高峰の恐竜化石のコレクションを持ってるんですよね。
まずはカナダで発見された、有名なパージェス頁岩の化石を中心とした
カンブリア紀中期以降の化石群の展示から。
以前はアノマカリスとか、この時代の有名どころの
ホンモノの化石が置いてあった記憶があるのですが、
今回はそれらは全部写真展示になっちゃってました。
理由は不明。
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