■海軍工廠への道



一番奥から。

地図で測ってみたら、奥行きは250m前後であり、
戦艦、空母クラスだとギリギリか、ちょっと厳しいかという感じ。
ついでに奥行きの割に左右幅が狭いのは軍艦用のドックだからですかね。
基本的に速度が命の軍艦はスマートですから。



その突き当りには水際まで降りる階段がありました。



さて、ボストンの海軍工廠は現在では既に廃止されていて、
周辺は公園と博物館として整備されています。
このドッグもそういった一部なのでしょう。

で、工廠跡の入り口はもうちょっと奥なので、例によって(笑)
ボードウォークになってる歩道を歩いていたんですが、
左右の黒い線、なんかの飾りだと思ってましたが、これ、レールだ。

こんな幅の広い広軌鉄道はさすがに見たこと無いぞ、と思ったんですが…



その先でレールは大きく左に曲がっていて、
終点にはこの大型クレーンがありました。

なるほど、これのレールか。
このクラスのクレーンが必要、となると
このドック、少なくとも巡洋艦クラスは入ってそうですね。



ドック横の整備された広場にはでっかい錨がいくつも置かれてました。
なんかの芸術なのか、とも思いましたが、
子供たちが大喜びで遊んでましたから、単純にそういったものなのかも。



はい、というわけでようやく入り口に辿り着きました。
ここからが現在保存されてる海軍工廠の公園施設となります。

次回、いよいよその中に突入です。



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