■ビックリドッキリメカ満載
まずは基本中の基本、機内の広さから。
747に比べるとさすがにちょっと狭い印象があるが、
767辺りに比べると、少し広い印象を受ける。
あくまで印象で、測ったわけではないけどね。
特に、記事中にも書いたように、
エコノミー席でもかなり余裕のある配置になってるので、
そう感じるのかもしれない。
「犬は飛行機乗らないからね、よくわかりません」
そりゃそうだ。
ではペロ君にもよくわかりビックリドッキリメカを紹介だぜ。
「はい?」
これだ!
「…窓ジャン。汚い指が写ってますが」
フハハハ、甘い、甘いぜペロ君、このボタンこそが
21世紀のステキスイッチなんだ。
「意味がわかりません」
まずはこうだ。
「だから窓ジャン」
まあ聞きたまえ。
この状態で、さっきのステキ・スイッチを連打しまくると…
…こうなる!
「え?窓が暗くなった?」
ピンポン、787は窓のブラインドがなく、
このスイッチで明るさを調整するんだ。
ちなみに下の写真がもっとも暗い状態で、
完全に真っ黒にすることはできない。
「おお、これはスゴイじゃん!21世紀って感じ?」
うむ、まさにそんな感じだ。
ちなみに液晶の一種かと思ったら、エレクトロミズムという、
これまた新技術によるものらしい。
「エレクトミズムすげえ!水虫みたいな名前なんて全然気にならないぜ!」
うむ、まさにそうだね。
ちなみに、ボタン連打からいきなり暗くなるのではなく、
ジワーっとゆっくり暗くなっていくのも
ワビサビのわかる日本人向けといえるだろう。
「言ってる意味はわからんが、これはいいなあ」
うん、結構単純に感動したぜ。
ちなみに、コクピットか客室乗務員室からの
一斉コントロールも可能なようで、
気が付いたら真っ暗にされていた、という事もあった。
今回はボストンまで10時間近い飛行だったが、
これだけで1時間は遊べたぞ。
「…さすがにそれは、あんただけだと思う」
…そうかね。
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