■太平洋の空へ
お次は漁港で有名な銚子市周辺。
中央を流れてるのが利根川の河口で、その上が銚子の漁港となります。
この写真、画面の上が微妙にピントがボケており、
なんとここに来てカメラの故障か、とアセったのですが、
これはジェットエンジン後部排気の熱によるゆらぎでした。
やれやれ。
太平洋に出ると間もなく一面の雲。
どうせ下は海で何もありませんから、ここら辺りから
機内サービスの映画を観まくる事にします。
ちなみに、今回の往復で
「スタートレック Into
the
darkness」「アヴェンジャーズ」
「アイアンマン3」「モンスターズ ユニバーシティー」
「Time」「モネ ゲーム」「42」と7本もの映画を観させていただきました。
この中では「モネ ゲーム」と「42」がいい感じでした。
特にイギリス的なスットボケた笑いが好き、
という人に「モネ ゲーム」はオススメです。
ちなみに、何気に外を見ていたら、主翼の下から
何か黒い帯状のものが伸びてるのに気が付く。
最初はエンジンの排気かと思ったんですが、どうも位置が違う。
…燃料漏れ?とちょっと驚いたのですが、
そのあと無事にボストンに着きましたから、違ったようです(笑)。
未だに詳細は不明ですが。
地球上を東に1000q/h近い速度で飛んでますから、昼から夜、夜から朝、
という時間の流れが、地表よりもかなり早くやってきます。
(地上で昼夜の境目の訪れを待つのではなく、自分から高速突入する形になる)
午前11時過ぎに成田を離陸から3時間前後で夕暮れの気配。
月も出ました。
完全に日が暮れましたね。
高度10000mから見た海に反射する月明かり。
この画像はちょっと明るさを後から調整してますが、
それでもISO200、手持ち撮影でこれだけの写真が撮れてしまうのだから、
LX-7ってすげえカメラだなあ、と思いました。
ちなみにこれ、まさにアラスカの海岸線に差し掛かったあたりで、
よく見ると画面中央付近に一箇所、海岸沿いの街灯りが見えます。
が、この後30分以上、人工の灯りは地上に全く見えず。
アラスカ恐るべし、と思いました。
これはかなり内陸部なんですが、下はアラスカではおなじみの湖沼地帯らしく、
水面にに反射する月明かりがチラチラと見えてます。
肉眼で見てもこの位の明るさでしたから、
ついに手持ち撮影で、肉眼並みの光を撮れるカメラを
人類は手に入れたのだなあ、と涙する。
主翼が赤いのは、たまたま胴体上の衝突防止灯が点灯した瞬間のため。
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