■787デビュー



今回はJALのボストン経由ダレス空港行きの便での入国としました。
これだとボストンで5時間半の乗換えがあり、入国審査のゴタゴタを考えても、
3時間前後、現地で歩き回れそうなこと(ボストン空港は市街まで地下鉄で10分)、
2013年現在最新鋭の機体である787に乗ることができるからです。

というわけで間近で見るのは初めての787。
なるほど空飛ぶプラスチック、継ぎ目の見えないきれいな機体です。



中も新品らしくキレイな機体です。
ここがエコノミークラスなんですが、注目は左側の窓側の席。
なんとエコノミーでも2列なのです。

12時間近い飛行になるアメリカ東海岸への飛行だと、
どうしても1度か2度はトイレに行く事になりますが、
3列席の窓側からそれをやるのは至難の技。
が、窓際以外は絶対イヤ、という私のような人間も居るわけで(笑)、
これは悩ましい問題でした。

が、787なら、となりの席の人が席を立ったら、
そのスキに簡単に脱出可能で、楽勝です。
ちなみに、行きの飛行では隣の席が空席だったため、
まさにやりたい放題となりました(笑)。

787の機内については、今回のオマケコーナーで詳しく見ます。



今回の飛行は霞ヶ浦付近で旋回しながら高度を上げて(素晴らしいエネルギー比率(Ps)!)、
再び成田の横を通って太平洋に抜ける、という飛行ルートだったため、
電子機器の使用禁止解除後に成田空港上を通過、
よって初めて成田を上空から撮影できました。

うーん、GDP世界第3位の国の玄関口としては、こじんまりした印象の空港ですね(笑)。



富士山も見えました。
となると、どこかにスカイツリーも見えるはずですが、確認できず。



そこから千葉県民の心のよりどころ、九十九里浜へ。
今はどうか知りませんが、私が小学生の頃は、源頼朝が測量のために
矢を放ちながら歩いたら99本分の長さがあったので、九十九里浜、
という逸話を血反吐はくまで叩き込まれました(笑)。

が、普通に考えて、そんなわけあるかい。
千葉県の海岸沿いの地名は黒潮の彼方、
高知県やら和歌山県に由来してるものが多く、
これも土佐(高知県)の九十九洋(土佐湾)から来てる、と考えるのが自然でしょう。


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