■ホワイトハウス向う正面

さて、この歩道がホワイトハウスの正面でして、
左手の芝生は既にホワイトハウスの敷地です。
ちなみに、前回来たときは、ブッシュII号大統領時代だったのですが、
独立記念日2日前というのに、一人も観光客がおらず驚いた記憶が。
が、今回はちょっとしたグループが先にて来てました。
この後、修学旅行らしき集団も来て、かなりにぎやかに。
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うーむ、刈り込まれた芝生にスプリンクラー、
さすがにアメリカ大統領の自宅はブルジョワぞな、もし。
芝生広場は見た目はきれいだけど、
生態系的には砂漠みたいなもんぞな、もし。
ついでに、どうも日本の芝生に比べると欧米の芝生は
目が粗い、というか安っぽいなあ、と思うのは私だけ?

最後にアップで。
ちなみにこっちが正面だろうと勝手に思ってるのですが(笑)、
玄関はこの裏側で、こっちは庭側になります。
これは典型的なイギリス式のお屋敷の構造で、それを真似た
日本の明治期の洋館も、こういった玄関と反対側にテラスを作り、
その先に庭園を造営する、という形式が多いですね。
余談ながら、この芝生広場は、あの噴水の奥まで続いてるのですが、
そこには大統領専用ヘリ、海兵隊のマーリンワンのヘリポートがあります。
(ジェット機は空軍管轄だからエアフォースワン、
ヘリは海兵隊の管轄だからマーリンワン。
これだけワンだらけだと実は大統領ではなく「犬」統領ではないか疑惑が有るワン)
ただしこのヘリポートは、鉄板やアスファルトで整地されたものではなく、
芝生広場のなかに3箇所、ヘリの車輪が乗っけられるだけの大きさの
板状のものが置かれてるだけです。
大型のヘリでしかも車輪式なので、その位置を外すと芝生を傷つけ、
最悪の場合、ヘリの重量で沈み込む事になります。
が、映像などで見る限り、常にピタリとこの3枚の車輪用の板の上に
着陸しているようですから、選ばれてるパイロットは海兵隊の中でも、
よほど優秀な連中なんでしょうね。

さて、現在時刻は9時ちょっと前。
そろそろスミソニアンのキャッスルを目指して戻るとしましょう。
はい、今回の本編はここまで。
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