■骨軍団



こちらは入植者の人口グラフ。
オレンジが白人、こげ茶色の部分が黒人の人たちです。

1607年にヴァージニアで、ついで1620年にマサチューセッツで入植が開始され、
その後1650年ごろから黒人の入植(つまり奴隷制の導入)が始まっています。
これは人手が必要になってきた、という事を意味しますから、
この時期辺りから、北米大陸における
大規模な農業が始まったと考えていいのかも知れません。
特に1710年代からの上昇は顕著ですね。



といった感じでこの展示は終了、
これまた展示準備中らしいエリアを抜けて、先に進んでみましょうか。



あ、これは例の三叉路の最後の選択肢、骨コーナーだ。
入り口の反対側から入ってしまったようですが、まあ問題ないでしょう。

ここは、ご覧のように様々な生物の骨を展示しているんですが、
ちょっとスゴイな、と思ったのは極めて小さな骨も全て丁寧に集めている点で、
これ、死骸をなにか特殊な方法で処理して骨だけにしたんじゃないかなあ、という気が。



鳥なんかの骨もこんな感じに、パラノイア的なこだわりで
骨格標本にされていました。
目の周りの骨が、あんな形してるとは初めて知りました。



魚もスゴイ。
一番でかいのは複葉雷撃機、否、メカジキ(swordfish)の骨格ですが、
生前のお姿を十分想像可能な形状となってます。



お次はアンコウ。
ここまで来ると、もはや芸術ではないか、という気も。

この人たちなら、タコの骨格標本とかでも作れてしまうのではないでしょうかね。


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