そこから先は完全に森林地帯に戻るので、木漏れ日の中をひたすら高度を落とす行程になります。でもってこの下山途中に50人近い人とすれ違う。途中までは数えてたんですが、あまりに多いので止めてしまう(笑)。2000mを超える山の登山路で、これだけ人とすれ違ったのは初めての経験でした。なるほど、ここは尾瀬なのだと思う。



恐らく新道の方に入ったようで、かなり長いダラダラとした下り道が続きます。ざっと2時間近く歩いて、ようやく水平な道になる。間もなく沼だと思ったんですが、この後もしばらく歩く事になったのでした。



途中から整備されたばかりの木道に。さすがに今度こそ沼だろう。



ようやく見えて来ました。以前にも書いたように沼は標高1665m前後あるので、登坂開始の御池より130m近く高い場所に降りて来た事になります。ならばこの後もずっと下りか、というとそう話は単純で無いのが山なのよ。



沼周辺の整備された木道に出ました。このまま進めば大江湿原のハズ。


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