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![]() 森林限界の上に出て一気に視界が開ける。眼下に広がるのは先ほど通過した熊沢田尻。かなりの規模の湿原であり、単純な低地ではなく、御覧ように向こうの尾根筋の途中まで続くのです。ホント、どうやって出来たんでしょうね、これ。 ![]() 間もなく8号目の表示。残り二つですが、この何合目は明確な基準があるわけではないので、どこまで当てにしていいのかは微妙。 ![]() その先で、下からも見えていた10円玉ハゲのような荒れ地に出る。土砂崩れがあったわけでも無さそうで、どうしてここだけ植生が無いのかよく判らず。豪雪地帯における森林限界付近の低木林なので、ちょっとした事で植生が失われてしまうんですかね。 ![]() 元は木道があったようです。ただし無くてもそれほどの危険性は無いので問題無し。 ![]() そこから東の方を見る。太陽がかなりの高度に登ってますがまだ午前6時前です。さすが夏至直前。まあ高度が高いというのもありますが。でもってこの方角にはここより高い山は一つも無いので全てを見下ろす形になります。なんか意味も無く偉くなった気がして気分がいいですね。人間性が驚くほど安いですね、自分。 |