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![]() どんどん高度を稼ぐ。気分はいいけど、疲労も凄いです。これまた中級者以上の経路だったなとここで気が付くがもう遅い。 広沢田代がもうあんなに小さいですね。でもって画面左側に小さい緑の広場が見えてますが、あれも田代で、恐らく御池ロッジ横にある御池田代でしょう。この一帯はこういった小さい湿原が点在している不思議な地域なんですよね。これは飛騨、木曽、明石、あるいは八ヶ岳という日本の中心部にして登山スキの皆さんが殺到する一帯でも観れない光景です。 ![]() 新しく整備された木製の階段。この維持管理も大変だろうな、地元の皆さんに感謝、と思います。赤いテープは登山道を示すものですが、この道で迷うはずがなく、冬季の雪道用でしょう。ここを冬に登る人が居るのか、と思う。 ![]() しばしの登坂地獄の後、再度尾根筋、やや平らな一帯に出る。ここも樹林が無いので田代の一部でしょう。となるとこの経路で二番目に通過する藤沢田代だと思います。 ![]() ここは湿原なんですが平地ではなく、かなり高低差があります。どうやって出来たんだ、この湿原と再度思いますがやはりよく判らず。ここまで来ると、正面に見えているのは途中の尾根筋ではなく恐らく山頂部。左の一番高い辺りが山頂だと思います。ただし燧ケ岳は柴安ー(しばやすぐら)と俎ー(まないたぐら)二つ山頂があって、あれがどっちなのかは判断付かず(厳密な山頂は標高2356mの柴安の方)。ちなみに下山後に確認したら、俎ーの方でした。 ![]() 周囲には小さい池というか沼が点在しています。この辺りは標高1950mを超え、さらにこの先では2000mを超えているはず。まあ高度的には鬼怒沼山の湿原の方が上ですが、それでもこの高度に湿原があるのか、という驚きはあります。 |