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![]() 広沢の田代を抜けるころには、完全に明るくなっていました。 ![]() さよなら、広沢の田代。朝の光の中のその光景は、なんとも美しかったです。ああ、世界はステキだ、これからは真人間として清く正しく生きようと思ったんですが、二時間後には忘れてました。 ![]() では再度森林地帯へ。でもってここからが登坂地獄その1で、次の田代、熊沢田代まで高度差200mを、わずか500mの距離で一気に稼ぐ形に成ります。ほぼ50階建ての高層ビルを一気に階段で登るような行程です。 ![]() その地獄の逆直滑降の途中で見えた広沢田代の池たち。 ホントに山間に突然、という形であるんですよね。低地でも噴火口でも無い地形でどうして湿地になるんだろう、としばし考えるもよく判らず。ついでにその左手にチラッと見えている灰色の建物がスタート地点の御池ロッジ。直線距離だとまだ2q前後しか離れて無いんで、普通に見えますが、既に1時間40分ほど歩いています。ちなみに高低差は約300m。三角関数を使えばより正確な距離、斜辺の長さが出ますが、まあいいか(手抜き)。 ![]() ここまで高度を上げると、東と北には現地点より高い山が無いので、一気に視界が開けます。気分いいね。 |