そしてその先が艦橋、操舵室です。さっそく突入ザマス。



うおええ、残っている、残っているぜ各種装備が。これだよ、オレが見たかったのは。正面がプロペラ制御盤で、八甲田丸はバウスラスター、横向きの噴流装置を持っていたのだと知る。1964年、東京オリンピックの年に建造された船にあったのね、バウスラスター。ただし艦尾側のスタンスラスターは無く、艦尾側のタグボート無しで離岸接岸は出来なかったらしいです。
 


船員向けの合図を鳴らす号鐘があり。戦後の船の号鐘は象徴的な存在で実用性は無いと思いますが、さすがに艦橋に置かれていたとは思えないのですが…。どうなんでしょうね、これ。



そこにいた謎のマネキン。なんかこれも羊蹄丸の遺産の匂いがしますが、見た記憶が無いので断言せず。



プロペラ制御盤にあった、機関室と指示をやり取りするためのエンジンテレグラフらしき指示装置。でもこれ、後進指示部が無いぞ。青函連絡船は前にしか進まん主義なのか。さらにNot clearとかAll clearとかHeave inとか、初めて見たんですが、なんだこれ。スラスター関連の指示ですかね。あとLet goってどこ行くんだ。


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