そして西側では横須賀から出て来た護衛艦が並走してるのが見える。ああ、あっちの席に座りたかったザマス。船首の番号は107、帰宅後に確認したら「DD-107いかづち」でした。以前、横須賀基地の公開でちょっと艦上をうろうろさせてもらった事がある船で、まさかこんな場所で再会するとは。

ついでにあの細身の船体で小さく見えますが、全長は151mとさるびあ丸の118mよりも30m以上長いのです。全幅はほぼ同じなんですが、客船に比べるとなんか小さく見えますね。ちなみにトン数はさるびあ丸の方が上に見えますが、これは総トン数と基準排水量の数字で根本的に別物ですから比較はできませぬ。



しばらくして横を見るとまだ並走している。なんぼ護衛艦とはいえ、ジェットホイルと並走するって戦時最大船速でもなきゃ無理じゃん、北朝鮮でも攻めて来たのかと思ってよく見ると、あれフェイズドアレイレーダーのカバーが艦橋にある。すなわち別の船でした。艦番号は116だったので「DD-116 てるづき」のようです。



房総半島、すなわち私の本籍地である神聖千葉帝県側では右手にノコギリ山が見えてました。この山も見る角度で全然形が変わるんですよね。



でもって間もなく館山湾、という所で海上で、突然、海の色が変わる。なんだこれ。

 

右と左で完全に色が違います。しかも線を引いたようにくっきりと分離している。河川の合流地点などではこういった現象を見たことがありましたが、海上では初めて見ました。黒潮のような潮流とも思えないので、ここから水深がいきなり浅くなってるとかですかね。

**追記

掲示板で底荒れと呼ばれる海底の砂泥類が巻き上げられた現象ではないか、という指摘を頂きました。

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