さて、では夕食はとなりのレストランで。すでに午後7時ですが、夏至前の余呉湖はまだまだ明るい。まあ首都圏よりさらに明石に近いですからね。



こちらで夕飯となりました。窓から湖が見えてステキでした。ついでに宿の旦那さんと奥さんがいろいろ話を聞かせてくれ、とても参考になりました。感謝。

ただしお客さん相手の会話は標準語でした。この日、電車の中で聞いた地元の人の会話は関西弁に近く、文化圏として関西系だと思われます。関西は日本では貴重な方言を普通に公の場、パブリックな空間で使う地区なので、観光客相手でも普通に方言で話してくれるといいのになあ、と思う。方言はカッコ悪いという馬鹿文化を造ったのは恐らく昭和初期期の教育で、これを始めたヤツは地獄に落ちて二度と帰って来るな、と常に思っております。



おお、ご馳走です。でもって翌朝は朝食無しで早めに出ます、と告げたら…



さらにいろいろ出して頂きました。いや腹いっぱいで大満足。ごちそうさまでした。ついでに、ここで見せてもらった航空写真で、琵琶湖と余呉湖、かなりの高低差があって驚きました。言われて見れば50m、20階建てビルに近い高度差があるんですよね。珍しい土地だよなあ、と新ためて思う。



食後の散歩に。間もなく午後7時半ですが、まだまだ明るい。事実上の登山(標高差は350m前後だが、10kmを超える距離を高速で走り抜けたので負荷は高い。同じ移動距離でも高速の方が仕事量は大きくなるから)すでにこの段階で筋肉痛が始まっていたのですが、そんなの気にならない素晴らしい景色でした。しばらく呆然と黄昏の湖を眺めて過ごす。

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