再度戻って来て、西回りの経路の存在を確認する予定なので、カメラ以外の余計な荷物は置いてゆきます。私が山登りでよく使う手で、いつもは道からは見えない樹木の裏とかに置くんですが、今回は山頂のトイレの裏にあまり目立たない場所があったので、そこにします。



砦の横からはかなり急な下り道になっていました。



振り返るとこんな感じ。さすがにこの辺りには砦の構造らしき跡は見えず。



その先でちょっと開けた平地に出る。砦の出丸、ちょっと離れた場所に置かれた防御陣地じゃな無いかと思います。ここを抑えてしまえばあの高さの砦に向かうのは困難でしょう。



そこからは道が広くなる。この一帯も砦化されていた可能性がありますが、樹林が若く戦中か戦後に一帯の伐採と杉の植林が行われた可能性も捨て切れませぬ。戦後の植林だと地形を変えてしまう整地を行う(地揃え)事がおおく、これが戦国期の跡かはちょっと自信が無し。ちなみに日本の山地を歩いて、なんか人工的な地形だな、恐らく古代の秘密文明の跡だろう、と思ったら、120%の確率で植林の時の地揃えの跡です。

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