さて、では20年近く訪問を考えながら未訪問だったトヨタ博物館の見学に入りましょう。単純直球勝負なその名称からして好感が持てますが、実際、日本国内の博物館として最高峰の一つでしょう。海外に置ける自動車博物館はラスベガスで個人博物館を一度見た限りなので比較は困難ですが、その収蔵物は間違いなく超一流です。国内でこれだけの物が見れる幸福に感謝するべきでしょう。

横長の建物は3階建てで長辺が約100m、短辺が約50mほど。もてぎのホンダコレクションホールより一回り大きい程度なのですが現地で受けた印象ではずっと大きく感じました。恐らく仕切りの少ない展示室だからだと思いますが詳細は不明。中央は写真のように巨大な吹き抜けで、この周囲に陸上競技場のトラックのような形状の展示空間があります。

1階は受付などで展示はほぼ無く、2階と3階が展示室となっています。

大雑把に言えば、二階が1950年代までの、三階が1950年代以降の展示になります。ただし三階はかなり日本車の展示に力を入れており、オジサンには懐かしくて涙が出そうな車が多数ありました。素敵。ではさっそく見学に参りましょうか。