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![]() 結論から書いてしまうと、正直、見るべきものはありませんでした。では撤収。 ![]() こちらの道はかなり整備されているものの、往時を忍ばせるような小路で、歩いていてちょっと楽しい。 ![]() そこから見えた石垣。この一部は織田時代のものらしいです。ただし右手は天然の岩盤に見えますが。 ![]() でもってこれが本丸井戸の跡とされるもの。なんでこんなキレイに整備しちゃったのか、歴史的遺構の保全とか考えた事ないのか、という感じですが…。山上で井戸水が取れた、というのがこの地に古くから城が築かれた理由の一つでしょうね。その上で中山道のすぐ横に位置する、という立地が重要なわけですが。ちなみに信長は中山道が大好きだったようで、安土城もその道沿いに位置しています。 ![]() さきほどの戦国ファンタジー地帯に戻って来ました。漆喰の白い城壁も、鉄砲眼の穴もこの時代の城には無いと思うし、当然天守閣はこんな形では無かったと思うし、もう少し往時の遺構をきちんと保全して再現してくれればなあ、と思いますが。江戸期にはご禁制の山だったので、おそらく戦前までは、安土城のように当時の遺構を森林が飲み込む形で維持されていた一帯だと思うんですよね。ほとんどが破壊されてしまった状況でしょう、これ。 |