そこで咲いていた可憐な花。イワカガミだと思いますが、単体で咲いてるのは珍しい気が。



男体山の噴火口の端がようやく見えて来ました。山頂に見えますが、実際は崩壊した火口縁の北端部です。山頂はあのさらに先。林道から見た時、左端の方にみえたでっぱり部分ですね。



噴火口跡付近と言うこともあってか、かなり崩落が進んでました。これあと20年もすればこの登山道、使えなくなるんじゃないかなあ。



実際、その先では登山道が崩落によって失われており、あの崖の縁を歩く事に。ここもビニールロープが張られていましたが、これ復帰二戦目の登山にはちょっとハードだったなあ、と思う。全盛期でも少しでも危険があるなら引き返す登山をやってましたからね、拙者。



ここまで既に3時間、頂上は目の前。ここまで来たら引き返すのは残念、と考える人間が大抵遭難します。なのでとりあえず崖の下を見て、この角度と地形なら滑落で大怪我は無い。滑っても登って戻れると判断、今回は行程続行とします。臆病なまでに慎重なのが怪我なく帰る鉄則でございます。

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