その先はかなり整備された印象の登山道が続きました。迷う事も無し。



そして七合目に。今回は六合目を見かけず。徐々に一帯の樹高が低くなってきてますがせいぜい2000m程度の標高なので日光でも森林限界には早いと思います。恐らく海辺と同じく強風で高い木は倒れてしまう、そこに雪の重みで折れる、等の条件故の植生じゃないかと。



どんどん木がまばらになって来る。そろそろ噴火口の端のはずですが…



どうやら噴火口の縁に出ました。ここからはさほどの高低差無しに山頂まで向かえるはず。ちなみに向かい側に見えてるのは別の山ではななく、噴火口の対岸部です。右側の谷のような部分が崩壊したというか吹き飛ばされた火口壁部分。巨大なんですよ、ここの火口。そりゃ中禅寺湖もできちゃうよね、と思う。



でもってここが八合目。標高的には既に2400mを越え、ほぼ頂上と変わらないと思うんですけどね。ちなみにこの登山道、最後の200mの距離で一気に260mの高度、ほぼ東京都庁やあべのハルカスなみの高さを一気に登るというかなりキツイ行程になってました。いやこれ未だ復帰戦状態の50代のオッサンが登る山では無かったなと今さら思う。まあもうほとんど登っちゃたのでいいですけどね。とりあえず快晴だし。



そこから見えた太郎山。ここからだと完全に見下ろす形になっており、高度を稼いだのだなあ、と実感。山頂右手の穴は火口跡ですが、現在は小さな草原になっているそうな。ここもちょっと登ってみたい山の一つです。そしてその奥に延々と連なる山並みをみて、そうかここで関東平野は終わるのね、と思う。

といった感じで今回はここまで。

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