休憩所はまだ新しくとても綺麗。私が到着した時には誰もおらず、しばらくノンビリさせてもらう。



トンボ、アキアカネの集団が周辺を飛び回っていたのですが、連中も休憩所を利用していました。アカトンボの一種アキアカネは夏場、避暑のために山に入るんですが、この一帯は水場の側という事もあってかかなりの数が居ました。



そこから一人燧ケ岳に向かう登山者が見える。服装からすると先ほどすれ違った女性だと思われます。最近は女性でも単独行で山に入るんですね。



休憩所でしばらく休んでから尾瀬沼南岸部に入ります。この辺りもちょっと木道が痛んでますが普通に歩くには問題なし。



その先に小さな橋が架かっており、そこから休憩所と燧ケ岳を振り返る。この小さな橋の下を流れるのが尾瀬沼から流れ出る沼尻川となります。でもってこの川と沼の間は…



御覧のようにガチガチにコンクリで固められて居ます。治水用の施設にも見えましたが、かつて計画されていた水力発電ダムを造るならここですから、その取水用の小型ダムを造ろうとしたようにも見えます(扉で水門を完全に閉じてしまえる)。とりあえず尾瀬の中ではちょっと異質な場所ですね。取り壊してしまえばいいのに、と思わなくもないです。

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