湿原の奥を人が横切っていきます。二人目の赤の他人。

どうやら長蔵小屋から皆さんが出発する時間に掛かりつつあるようです。ちなみにその人の左側の木立が尾瀬の名勝の一つ、三本カラマツ、いわゆる尾瀬塚。下は後で見るように人工の構造物にも見え、一帯に影響力があった豪族の墓説があったりします。まあ、好き好んでこんな場所にお墓を造る豪族が居るとは思えませんが。そもそもここに人が入るようになったのは、街道が通じた江戸期以降ですしね。



沼方向をやや望遠で撮影。8月末ですがまだ湿原は一面の緑で枯れてる草とかは見かけませんでした。



三本カラマツと燧ケ岳をアップで。右端に見えてるのは大江湿原を横切り尾瀬沼に注ぐ大江川にかかる木橋。



分岐点に到着。画面奥、西に向かうと沼一周経路、画面右に向かうと大江湿原を縦断して沼山峠です。さて、どうするか。



などと考えてる頭の悪そうなオッサンを追い抜いて子供連れの家族一行が西に向かって行きました。まだギリギリ夏休み中だしね。

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