羽田から先は東京湾中心部に出てしまうので、特に見る物も無し。下の階に降りて5階の甲板に来てみましたが、こちらも既にほとんど人が居ませんでした。私も一度、船室に戻りましょう。 でもって軽く迷う。でもって、未だにこれがどこだったのか判りません。以後、二度とここに来る事はありませんでした… とりあえず船室に戻って来る。部屋に入る前に靴を脱いで下駄箱に入れます。ちなみにこの時間にざっと歩いてみた感じでは二等船室は9割近い乗船率で、意外にお客さん居るじゃん、というのが正直な所。私の割り当てられた船室も満員でしたし。まあ一等とか特等とか高級な船室は良く判りませぬが。それでも7割以上の乗船率は間違いない気がします。 が、その前に毛布を借りに案内所に向かう。船内はかなり暖かいのですが、風邪を引いたりしたらつまらんので念のため。ここには公衆電話もあり、ちょっと使ってみたい気がしたものの、この時間に電話したら皆さん怒るよね、と思って諦める。 ちなみに毛布は貸出券を一枚100円で買うんですが、その販売機はここには無く、はるか先の船室の横にあります。ただし券売機周辺にはどこで毛布を貸し出してるのか何の説明もなく、なんだこりゃと思って案内所に来たらここですよ、と言われる。なんだこのシステム…。 二枚借りました。若いころ、この手の固い床で寝る経験は散々やったので(会社と山中)、下が固い場合は毛布を敷いた方がいい、という経験則からの判断です。とりあえず、朝の4時過ぎまで寝ます。なんぜそんな時間と言うと、果たして真っ暗な海の上に居る船上から、どのくらい星空が見えるのか確認したい、と考えた故。 ちなみに船内には無料Wifiがある、との事だったのでそれを使って式根島の情報を…と思ったら全く繋がらない。待てど暮らせど繋がらない。まあ仕方ないとスマホを取り出すと、既に岸辺を遠く離れてしまったようで完全に圏外。…あれ、これひょっとして詰んだ? |