というわけで4時過ぎに起床、屋上に向かいます。ちなみに私の数少ない特技の一つが、目覚まし時計無しでもほぼ目標時間に目が覚めるです。ごろ寝の船室で早朝から起き出す場合、はこの才能が意外に役に立ちます。

でもって案内所に伊豆七島ガイドなるものが置かれているのを発見、辛うじて式根島の地図を手に入れるのに成功。まあ後はこの情報だけで戦う事になるでしょう（実際は後の大島周辺でスマホの圏内に戻るのでそこで情報収集できたのだが、筆者全く気が付かず）。

でもって船室の外、甲板に出るドアに来たら…

ドアに「ただ今の時間のご利用はご遠慮ください」との札があり、その下にはこんな説明が。ちなみに鍵は掛かってませんでした。でもって、あと5分もすれば4時30分なので、横にあった船内レストランのメニューとかを見て時間を潰す。が、時間になっても特に立ち入り禁止の札を外しに来るわけでもなく、どうしていいか判らない…と思っていたら、次々と他のお客さんが来て、出て行っちゃうのを目撃。だったら、私も、と一緒に甲板に出させていただく。

屋上甲板に出る。周囲には照明が幾つかあるのですが、それにしても明るいな、と思ったら…

月はまだそこそこ高い位置にありました。そうか、月の入りは5時過ぎか。ちょっと夜空を見るには明る過ぎですね。

とにかく撮影してみたらこんな感じに、かなり星が写りました。ただし今の高性能カメラは設定さえしっかりやれば、人間の目では見えない星も受光してしまうセンサー積んでるんで、実際に肉眼で見えるのはこの7割位です。それでも都心部とは比較にならないほど、実家のある千葉の田舎と比べても倍近い星が見えました。月が無ければもう少し見えたかも。