伊豆諸島方面の船と言えば浜松町駅から徒歩7分（実測）の竹芝桟橋からなのは意識高いナウなヤングの常識。出港は夜の22時なので、本年の冬至から三日後、クリスマスの夜中にここを訪れる事になります。

その途中で見かけた、今回の旅立ちを祝福してくれるかのようなレインボーブリッジの夜景。ふふふ、私認定世界一ダサい名前の橋が見送ってくれるのね、なぜかしら。本来そんなの見えないはずなのに。うふふふ、それはね、あなたが道を間違えて客船ターミナルの遥か南に出ちゃったからよ、このお馬鹿さん。

だがそこは東京散策黒帯（自己認定）の拙僧、直ぐにこのまま北に行けばターミナルと見抜いて方向修正でござる。でもってあれが今回の船でござるか、ひとつよろしくでゴザル。…と思ったんですが、これは三宅島経由で八丈島まで行く橘丸でしたわ、フフフ、ホントにお馬鹿さん二回目。

ちょっと不安になるぐらい人が居ない一帯を勇気をもって北に向かいます。まあ昼間でもそれほど人が居ないからね、この辺り。

間もなく客船ターミナルに。以前、東京湾納涼船に乗って以来、ほぼ15年ぶりの訪問です。まあ散歩で周辺部はよくウロウロしてるんですが、建物の中に入るのはホントに久しぶり。それ即ちどこ行ったらいいのか判らないの、フフフ、イヤンお馬鹿さん。

多分あれだな、という窓口を見つける。そしてこれでした。ちなみにミステリーきっぷはネット予約不可なので電話で予約、そこで告げららた予約番号を窓口で伝えます。窓口のステキなオバサマにその番号を伝えると、「ミステリーきっぷですね」と聞かれる。ククク、その通りだぜと「はい」と応える。するとオバサマは言う。「本日の目的地は式根島です」。

…はい？どこだそれ？