その先、浜の奥のジャングルにあった謎の建物。どこにも入り口が見つからず、入れませんでした…。どうも西表島、一時的に観光化に色気をだして、いろんな建物造ったけど実際はほとんど人が来てない、という印象がありにけり。この点は今回の旅でより強く感じる事になります。日本のお役所仕事らしく、造った後はロクに管理してないんですよね。むしろそっちの方がお金かかるのに。



その先も足跡だらけ。でもって一番手前の丸い足跡の正体が判らず。沖縄に居る大型哺乳類はヤマネコと猪だけですが、どちらとも違います。カメかなと思ったんですが、よく判らず。



さらに先で、砂の中に密かに何か埋まってました。自然界に直線構造と正円構造は存在しませんから(だからギリシャで幾何学が宗教になった、という面があると個人的には思っている)、これ人工物でしょう。この一帯は戦中に南の波照間島から強制移住された人達が住む集落があったので、その名残か。ちなみにこの移住も多数の病死者を出す悲劇に終わりました。



その先で見かけた皆が大興奮でグルグル回ってる足跡。猪だけでは無いと思いますが詳細は不明。あるいは子供の猪のウリ坊?とりあえず真ん中に焦げた木材が見えるので、人間が見てないところで、皆でキャンプファイヤーを楽しんだ跡だと思われます。



でもって視界の隅で何かが動く。よく見ると画面の中央に白いカニが居るの、判りますでしょうか。じっとしてると貝殻と同じような色なので全く気が付きません。素晴らしき天然迷彩。ただし人が近づくとビックリして動いちゃうのであっさり見つけられます。かなりの数が居ました。これが一斉に動くとちょっと怖いくらいでした。

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