県道は唐突に終わり、そこに駐車場があり。この先が最南端の浜、南風見田の浜なのでそのための駐車場だと思われます。お隣もダイハツで「わ」ナンバーですからレンタカーですな。やはりダイハツ王国なのか西表島。



そしてこの駐車場にもあった「ヤマネコ発見の地」。妙に可愛いな。

ただし、こちらはある意味本当の話で、ここで捕獲されたイリオモテヤマネコが死亡後に皮を剥がれて土に埋められ、後に骨格だけが掘りだされ、新種認定に使われるタイプ標本として採用される事になりました。ちなみに遠足に来ていた中学生が生け捕りにした、との事ですが、直後に死亡したのだとか。さすがに遠足に来た中学生に昼間っから捕まるような動物ではないと思うので、そもそも衰弱してたんでしょうね。ちなみに1965年5月5日の事だそうな。



一見すると通行止めに見えますが、左下にこの先、南風見田の浜、と書いてあるように入れます。鍵は掛けられてないので自分で開け閉めして入ります。西表島はよく見かけるもので、猪の侵入防止用の物と車両侵入規制のための物があるようですが、今回は多分、後者でしょう。ちなみにここが県道215号の終端部となります。



そこからはジャングルを抜ける道ですが、よく整備されており歩くのには何の問題も無し。



さて、西表島最南端部に出ました。…と言いたいところですが、実は左手奥に見えてるあの突端部がそれ。あれ、思った以上に距離あるな、歩くの面倒だな、行った所で誰が褒めてくれる訳でもないしもういいか、と速攻で妥協する。この点、例によってスマホに夢中の地雷映画男も異論は無かったのでしばらくウロウロして見るだけとする。

ちなみによく見ると画面中央左側に黒い野外用のイスがあります。さっきの駐車場の車の人がいるのかな、と思ったんですが、この後、それらしき集団はあっさり帰ってしまい、このイスの持ち主らしき人影を最後まで見ず。

…西表島、失踪や行方不明者は少ない、という事ですから気にしないことに。



反対側を見ると、ツアー業者さんのカヌーが置き去りにされてる先で浜が終わっています。こちらなら直ぐに端まで行けそうだ、という事でちょっと歩いてみる事にする…といった辺りで今回の本編はここまで。

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