でもって店を出ると、目の前になんとホンダのNS-1が置いてありました。欲しかったんだよね、あれ。1980年代から90年代前半にかけて全盛期だった2スト 50ccのギア付きバイク最終形態とも言える原付でした(当然キャブレター式なので軽量で安価)。ちなみにこのバイク、シートの前の大きなタンク型の部品は燃料タンクではなく、ヘルメットを入れるトランクです。ただしやや重すぎる、そして値段も当時としてはお高めだったので私は先代でややお買い得価格のNS50Fを購入、一年後に盗まれて終わるのでした…。その後、中古のNSR50に乗り換え、事故って私のバイク人生は終わりを向かえます。

当時は安価な2ストバイクが人気で私の周りでもこの手のバイクに乗ってる連中は多かったです。スクーターも含めると、半分くらいの連中が二輪を持っていた、という今からでは想像できない時代でした。ただし危険なのも事実で、中学時代の友人が一人、事故で死亡、私も背骨の骨折で二か月入院をやってます。ついでに言えばダメ人間兼コックは当時は実地試験を突破するしか無かった限定解除の大型免許を持ってましたが高速で転倒して脚を複雑骨折、三カ月入院してます。ただしその時に奥さんを口説いたので人生的には引き分けか。まあ正直、バイクはもういいな、という所ですね。



途中で見かけた謎の構造を持つ公園。ばら撒き、箱物行政と言う言葉がチラつきますが、深く考えない。



道を間違えたこともあり、乗る予定だった8時半のフェリー出港にギリギリとなってしまう。なので途中の写真はこのフェリーターミナルのものだけ。さらに慌てた地雷映画男はホテルにiPadを忘れて来てしまう。まあ無事、帰りに回収できたんですけどね。



黄金の具志堅さん像を撮影する間もなく桟橋に向かう。でもって前回と同じ、この大型船で出港かと思ってたんですが…



今回はこっちの小型船なのでした。あれま。まだ人が少ない時間帯なので大型船は投入されないんですかね。

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