二階からの眺め。画面中央付近で倒れている子供は無事に走り出したのでご安心を。中央で展示されているのは明治時代の客車の実物らしいのですが、かなりキレイに再整備されており、原型はほぼ留めていない気が。 唐突に置いてあった石炭の塊。こんなにデカい状態で掘り出すのか。鉄道記念館というより、九州北部の博物館らしい展示だと思う。 切符を窓口で買っていた時代の厚紙切符、いわゆる硬券の展示。自販機の普及と同時に、自動改札化が進んで消えたようです(一部の鉄道施設では現役らしいが)。展示は通常の切符から特急券までいろいろあり。右は切符に使用済みの印を刻む改札パンチ(改札ハサミ)。1990年代までは首都圏の駅でも改札に駅員さんが居てこれで切符に切り欠きを入れていました。ちなみに切り欠きは駅ごとに形が違い、見ればどこから乗ったのか判るようになっています(ただし150種類位だったはずで、同じ形の駅も当然存在する)。ちなみに私の知人に山手線のほぼ全駅の切り欠きの形を覚えている人間が一人いましたが、キセル防止目的で駅によっても形が変わる事がある、と聞いた記憶が。 個人的には推理小説のアリバイ崩しに使えそうなネタだと長年思っているんですが、既にありますかね。 なかなか面白かったのですが、時間も無いので、そろそろ屋外展示の見学に移りましょう。 でもって建物の前に手動式のポイント(線路分岐)切り替え機があり。おお、これでかつての映画や漫画でお馴染みの、ピンチに陥った主人公たちの乗る列車やトロッコの行き先を変える演出がオレにも出来るのか!と思ったら展示されているだけでお触り禁止でした… |