そして意外なほどあっという間に郊外と言うか緑豊かな土地に入ってしまう。互角な規模の大都市である名古屋と比べてもかなり狭い都市圏であり、もう郊外に出たの、という印象。周囲に衛星都市が無ければそうなるのか、とも思いますが、人口、街としての規模を考えると、この都市圏は小ささは意外でした。 門司港駅到着。乗り換えなしの直通電車ですが1時間32分の行程でした。快速が無いとこの位ですかね。駅は典型的な戦前に造られた終着駅で、ホームの奥に改札がある、欧米式の都市型終端駅構造。ただしホーム全体を覆う巨大な屋根は無し。ちなみに途中でスペースワールド駅があって驚く。死んだはずだよスペースワールドと思ったら、やはり2018年に閉園して以後復活はしておらず。この施設の最後の暴走ぶりは個人的には大好きで、一度は来てみたかったんですけどね。 どうも駅名だけが残っているようですが、存在しない施設が駅名になっているのって珍しい気が。まあ学校が移転しちゃったのに学園前を名乗ったままの駅は時々見ますが。 昭和レトロを売りにしていると聞きましたが、なるほど、そんな感じですね。でもってこの日この時この瞬間まで、ワタクシ、門司で「もんじ」だと思っておりました。「もじ」なのね。まあ本来は「もんじ」で後年に訛って「ん」の字が抜けたんだと思いますが。 あと門司駅と門司港駅は別物というのも初めて知る。…なんか九州の駅名はちょっとややこしい印象が。 ちなみに今回乗って来た列車がこれでした。 駅の一番奥に広い空間があり。国鉄時代の荷物列車用か、という気もしますが詳細は不明。 |