北九州方面のホームに、はかたラーメンのお店があり。食べたかったんですが、今回は時間が無く果たせず。 なんか凄いデザインの列車が止まってました。博多から佐伯まで行く特急列車との事で誰が乗るんだろうと思っていましたが、実際は小倉と大分まで行くのに利用する特急でした。駅で見る限りそういった説明は無く、佐伯と言われても、ちょっとどこにあるのか判りませぬ。まあ地元の人なら当然の知識なのかもしれませんが。 そして何より1980年代の版権無用ガンダムパチモンプラモ、1990年代のショボいメカデザインのゲームなどを連想させる面構え。デザイナーさん、その世代なのか。それでももう少し何とかなったんじゃないの、と思わなくも無く…。ちなみに883系ソニック号だそうで、名前もまあアレですな。さらにちなみにJR九州のホームページではソニックは音速の意味としてますが、なんでそう思っちゃったの? そして今回の旅行で最大の驚きはJR九州には北九州と博多を結ぶ快速電車が無い事。すなわち各駅停車かこの特急か新幹線しかありませぬ。新幹線だと通常運賃の1.6倍、さらに不思議なことに特急もほぼ同じ料金。一般的な通勤通学には使えないでしょう。すなわち両都市間に大規模な人の行き来が無いという事になりますから、ちょっと驚きでした。北九州と博多、距離的には50q前後なんですが、完全に独立した都市圏を持ち、相互が交わる部分は少ないようです。 50qという距離は東京〜横須賀、東京〜筑波、大坂〜大津、名古屋〜大垣にほぼ等しい、すなわち鉄道により完全に都市圏に組み込まれ、快速電車によって通勤圏内に入る距離です。なんでこんな事になっているのかは不明ですが、これほどの大都市がこの距離にありながら、ほぼ独立して存在していると言うのは日本では珍しい気がします。 まあ当然、貧乏旅行の私は普通列車で門司港に向かいます。 座席は進行方向向きのものでした。ついでに背もたれのガラが妙に派手。九州は大阪文化圏と見ていいんでしょうかね。 では出発。JR九州に乗るのは30年ぶりくらいで御座います。 |