さて、志賀島上陸戦を終えた夕撃旅団は博多湾から福岡市に再上陸、その中心部天神を経由し世界ラーメン文明揺籃の地、博多湾岸のチグリスとユーフラテスの河辺、長浜に向かいます。

余談ですが琵琶湖に行った時、てっきり滋賀県の長浜が長浜ラーメンの地元と思い込んでおり、現地で自分の間違いに気がついて絶望しました。ただし秀吉ゆかりの地名ですから、黒田家がその名を福岡に持ち込んだのか、と思ったんですが調べて見たら昭和に入ってから産まれた町でこれもハズレ。まあ、気を取り直して行って見ましょう。

志賀島のフェリー待合室。無駄に広くない？と思ったんですが、この後ジワジワとお客さんが集まって10人前後が乗り込むことに。

では乗船。

双胴高速船ですね。この年の西表島ではこの型の船には乗れなかったので約一年ぶりの高速双胴船。純粋に速度で見たら水中翼船の方が有利なんですが、常に座席に座ってシートベルトの着用が求められる飛行機みたいな乗船になりつまりません。対してこちらは航行中、室外に出れるので個人的には水中翼船より好き。