参道は三つの鳥居が直線で並ぶ構造でした。この短距離に三つも鳥居が並ぶ構造は初めて見た気がします。でもって御覧のように驚くほど人がおらず、これで大丈夫かと不安になったのですが、帰りに通ったら中国人観光客で溢れかえっておりました。時間が速すぎたようです。でももう8時ではあるんですが…。



最初の鳥居を通過したところで、駅方向を振り返りちょっと狙った構図の写真を撮ってみる。左に見えてるタイル張りの箱はごみ箱かと思ったんですが、上にごみ箱ではないよ、との注意書きがあり。じゃあ何?という点は説明が無く、結局正体不明で終わります。

**追記

掲示板にて、電柱を無くすために電線を地中に埋めてあるため、その送電係の施設だと教えていただきました。



三つ目の鳥居。そして参道はここで90度左方向に曲がるのでした。城塞かよ、という構造です。まあ都心の明治神宮もクランクカーブ参道であり、連中はここで戦争でもやる気だったんだろうかといつも思ってますが。



駅からの参道の突き当りに居た、天神さんのあれ、撫で牛。我が家の近所の湯島天神にもいらっしゃいます。 天神さんこと菅原道真は牛大好きウシスキーだったので、天神さんには必ずこの牛の像があり、自分の体の悪い部分を撫でると快癒すると言われてます。ただし相手は偶蹄目、親指を突き指しましたとか、頭髪が薄くなって来たのですが等のお悩みは管轄外。余談ですが、以前、湯島天神でやけに熱心に尻尾を撫でてたオッサンを見たことがあり、あれの正体は狐か狸であったろうと個人的には思っております。



では90度回頭の上で、四つ目の鳥居を潜って本殿に向かいましょう。

ちなみに天神さんの正式名称は天満宮ですが、東京亀戸の神社は正式名称でも天神社だったりします。これは明治期と昭和の二回の改名の結果なんですが、なんで天満宮の名を捨ててしまったのか良く判りませぬ。ついでに京都の北野天満宮、この太宰府天満宮、どちらもウチが本家本元、みたいな事を述べてますが、この辺りの事情も良く判らず。ちなみに創建はこの大宰府の方が約30年前後早いです(919年ごろ)。まあそもそも、天満宮は日本中にウチが元祖を名乗る神社が存在するんですが、面倒なので深入りはしませぬ。

といった感じで今回の本編はここまで。

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