私だったら警察呼ぶぞ…。なんでも紙で作った面(にわかめん)やカツラ(ぼてかずら)を付け、即行の寸劇、主に喜劇を演じるものだとか。ちなみに少なくとも江戸期にまで遡るもので、福岡市指定無形民俗文化財に指定されてるそうな。ついでにこういった「にわか」は他の地区にも残っている、と説明されてましたが、私は聞いたことが無いんですけど…



その寸劇の具体例。まあ、ダジャレですな。明治期からの日本人の諧謔の弱点はダジャレが多すぎる、という点だと個人的に思っているので、あまり興味が湧きませぬ。あと英語の例、これはちょっと雰囲気が違うのでは。ダジャレオチではありますが(何もしないで寝てる人と嘘つきのLiersのダジャレ。正直つまらないと思う)。

ついでに日本語のラッパーを名乗る皆さんの多くは、韻を踏む(Rhyme)のとダジャレを勘違いしてませんか、とよく思います。



見学を終了して外に出ると、となりには町屋棟なる建物が。これも見なくてはなりますまい。



この真ん中の建物だけが本物の古民家で、明治中期に機織り職人さんの作業場兼住宅なのだとか。異常に天井が高いんですが特に説明が無く理由は不明。左側の一階部分だけは靴を脱いで上がる事ができます。右側では実際機械を使って機織りの実演が行われていました。



このように土間の上は吹き抜けで、二階部分はありません。単純に屋根を高くするだけ材木の無駄で費用も掛かると思うんですが、なぜこんな構造にしたのか、謎ですね。

NEXT