なんとか曲がるのに成功。上流側を見ます。この向こうが飯田橋方面ですが。残念ながらそちらには船では入れませぬ。



水道橋駅西口の横あった謎の施設。
艀の上に居た人に聞いたら不燃ごみの集積場だとの事。帰宅後確認した所、ここから艀で神田川、隅田川経由で東京湾内の不燃ごみ処理センターに持って行くようです。たまに神田川で見かける艀はこれだったのかと知る。後で調べると一隻でごみ処理トラック15台分以上運べて、極めて効率的な運搬手段なのだとか。よく考えたなあ、これ。



そこから水道橋方面に向かう。この一帯も水辺に道路は一切ないので川面からしか見れない世界です。





水道橋駅西口の橋、その名も水道橋。
この左が東京ドームシティ、右に向かえば本の街、神保町の交差点。私の人生において数え切れないほど渡っている橋ですが下から見るとかなり印象が異なります。



そこから先、私が愛してやまぬお茶の水周辺に入ります。
先にも書いたようにここは江戸初期に掘削された人工河川ですが、そもそもお茶の水一帯は丘陵地であり、ここに川を通せ、と言われた仙台藩は大迷惑だったろうなと思います。このため川の下から見ると渓谷のように切り立った岸壁が左右に続くのです。江戸城の近くに陣を張れるような大規模丘陵があるのを嫌った幕府の指示なんでしょうが、やはり江戸城は戦闘城砦なんだよね、と思う部分でもあります。そして橋から見て知ってたとはいえ、ここまで左右が切り立った崖になってるとは改めて驚きました。

ただし現状は引潮であり、満潮時には左の壁で黒くなっている辺りまで水位は上がります。ちなみにこの日は満月後の大潮だったのでより潮位の動きが大きく、干潮時の沈み込みもほぼ最大のはず

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